そして、一粒のひかり・Maria llena eres de Gracia [映画]

こちらの路上でよく販売しているDVD屋で買った映画を見てみた。前から見てみたかった映画でなかなかのおもしろさとこのあたりの地名や景色がでてきて非常に親近感の湧くものです。スペイン語の勉強にもなるしと自分を納得させてね・・・

2004年のベルリン国際映画祭の銀熊賞もとった名作です。日本語の題名もあるくらいだから日本でも公開されたんだな・・・当時はコロンビアに行くなんて思っていないし知らなかったな・・・

ボゴタ近辺の田舎町の花の加工所で働いているヒロインが喧嘩して田舎町の工場を辞め、彼氏との間に子供までできたのに田舎町のどうしようもない貧困からの脱出劇です。脱出時にはこの住んでいるペレイラと言う地名や先日コカイン50kg犯人の捕まったサンタ・ロサの町の名前まででてきます。

お金のないヒロインが選んだのはコロンビアらしい麻薬の運び屋で、映画とはいえ、日常のそこらのコロンビアが描かれています。NYにうまく運べるのか、そしてNYのコロンビア人の実態なども分かっておもしろいね。ここに住んでいるからこその面白さです。

もうアメリカ社会も英語社会だけで無くなってきていて、スペイン語だけで暮らすラテン・アメリカ人の実態なども垣間見れたな。ヒロインの女性(17歳)の最後の空港での決断に強さと、なんともならないコロンビアの貧困がみてとれます。

英語での題名は、Maria full of Grace。

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