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京都・伊藤若冲生家跡 [本・絵・音楽]

京都の錦市場といえば京都四条大丸北の食品市場通りでいつも国内外の人たちで賑わっているのだけれども、いつからだろうかこんな看板ができて伊藤若冲を押しています。

最近NHKやら絵画鑑賞番組でもよく見ることのできる若冲の生まれたところがこの錦市場だったとのことで若冲の大きな絵も掲げられています。

若冲といえばあの細密でこれでもかの鶏の絵が有名だけれども、あの繊細で細かい細密画の原点は日本の原点ともいう京都なのだというのが京都の京都ということですかな・・・

京都の明日は祇園祭のメインでもある巡行です。

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長崎・長崎県美術館 [本・絵・音楽]

海沿いの県美術館のロケーションは抜群で海風のあたる(この時期は辛いけど・・・)ロマンチックなところです。県民ギャラリーというのが1階にあり地元の人たちの作品を無料で展示です。

スペイン美術が所蔵品の大きな特徴であるみたいでピカソなんかも少しですが所蔵です。

県民ギャラリーのところではなんだかシュールな展示で一瞬驚きです。

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京都三条通りの京都文化博物館 [本・絵・音楽]

時々行く京都の三条通りに鎮座している京都文化博物館はいろいろな催し事をやっていて無料だったり有料だったり、現代だったり過去だったりの面白さです。

写真の過去ものもいかにもの京都だしね・・・・

夜になると情緒のある建物に光を当てて雰囲気も出しています。京都は四条の騒がしさよりも三条の情緒のほうがそぞろ歩きにはいいよな。

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予告された殺人の記録・G・ガルシア・マルケス [本・絵・音楽]

コロンビア人でただ一人のノーベル賞作家ガルシア・マルケスの本を読んだ。1927年コロンビアの暑い北部海岸地方出身のマルケスは1982年にノーベル賞をもらっていますがいまはメキシコ住まいです。

自分が生まれ育った地方を思わせる町で起きた不条理な殺人事件を元に書いていると思われる小説は不条理を絵に描いたような物語で、コロンビアの地方の暑くせつない町の匂いまで感じさせてくれます。

カリブ海に面した田舎町、スクレ県のある場所が舞台のようなので、一度訪れてみたいけれども、なかなかここコロンビアではゲリラさんの多い地域でもあるしかないませんね。

カミュの異邦人という有名な小説を昔読んだけれども、その中の言葉「太陽が眩しかったから」という殺人への動機の言葉がこの小説のベースにあるように思え、カミュの影響なども感じさせてくれます。

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いまはこういうのが流行りですか? [本・絵・音楽]

昔は良く音楽を聞き、昼飯を削ってもレコードを買っていたというくらいの音楽マニアだったので(そのため今でもレコードが1000枚ほどあります)レコード屋さんの大得意さまでしたね。毎日のように店に行ってましたから・・・いまはレコードというものも音楽聞くためには無くなりなんだか隔世の感があります。

吉祥寺の芽瑠理堂(字違うかな?)、青山のパイドパイパーハウス、原宿のメロディハウスなんて良く行ってました。わざわざ東京から京都のプー横丁なんてとこまで遠征したりもあったな・・・(場所と名前合ってるかな?)

そんなくまも今の音楽状況など皆目分からず、特にコロンビアではこんな写真のポスターのようなアンチャン(サングラスに短髪)ばかりなのですが流行ってるんですかね?ラップっていうのですか?こういうの・・・・

昔の感覚でいうとこういうビジュアルというのは音楽系でなくて、暴走族系だったんだけれども時代は変わりましたか・・・・?

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みぞれ・重松清 [本・絵・音楽]

ビタミンFなどの作品で有名な重松さんの短編集は重松ワールド満載の家族を中心にした物語集です。作者の出身地が東京でないことからでてくる、家族、帰省、お盆、正月などの生まれ故郷でのいい思い出や逆のしがらみなどがうまく表現されています。

母の作ってくれたスコッチエッグ(なつかしい食べ物だな・・・)やロールキャベツを食べる思い出や、暮らしと家族がたんたんと哀しいくらい切々と描かれていて、いつもいつもうまいよな。

家族にあまり縁のないくまとは対極の人生を小説で読めるのは小説としての楽しさです。人生というのはね・・・・この作家の作品は何を読んでも家族がメインで、またそれがうまく職人的に描かれていて、安定感とホロッがたいしたものです。

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永遠も半ばを過ぎて・中島らも [本・絵・音楽]

今でも写植屋さんとかって世の中にはあるのだろうか?こんなパソコン全盛の時代になるなんて文字をひとつひとつ拾ったり写していた時代を知っているくまからは考えられないときになったものです。

なんとかパソコンに食い付きなんとか時代の流れから遅れないようにはしているけれども、いま日本で流行りのパソコンを持ち歩いていくような機械は要りません。コロンビアでもお金はないのに流行を追っている若者はいて毎月の通信料の支払いに苦労していたりが滑稽です。

写植屋さんの主人公のところにひょんなことから訪れる高校の同級生にまるめこまれるようになっていく物語は荒唐無稽のありえない詐欺はなしなのだけれども、これがなんとなくうまく進行してしまう面白さが描かれます。

1952年生まれの著者は階段から酔って落ちて死んだのだけれども、なんどもアル中やらくすり関係での騒ぎもあって、どこか憎めない人柄と姿からは想像できない文章で惜しい若死にだったよな・・・関西それもこてこての尼崎出身だったけれども、頭の切れるところが、同じ関西でも吉本馬鹿芸人とは違う別の関西を見せてくれました。

中島らもはもう死んでしまったけれども、同じ関西の小説家の町田康とかを読んでいると少し違うけれども、同じ匂いを感じます。

コロンビアは今日から月曜が祭日で3連休です。

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「アメリカ素描」司馬遼太郎 [本・絵・音楽]

昭和61年発刊などという古い本があったので読んで見た。なかなか海外にいると選んで日本語の本は読めないので、あれば何でも読むのが基本です。

アメリカ西部と東部(WASP地域)に2度にわたって司馬さんが出向いて見聞きしたアメリカのそのときの現状を司馬さんらしいアジアの歴史観とか日本の歴史観を踏まえて書いている本です。最近はNHKでも司馬ドラマがたてつずけに放映されたりで、歴史を見直す日本人も多いのだよな・・・・それもこれもいきずまってしまった今の日本という国を見直すためなのだろうな・・・

文明:アメリカ。軽薄な物質主義誰もが参加できる普遍的、合理的なもの。

文化:アジアと欧州。高邁な精神を重んじ、特定な要因(民族)においてのみ通用する特別なもの。

アメリカ(文明)と文化(アジアと欧州)という2つの事なったベースを説明しながらの文化論や法律でしかアメリカという国を規定できない新しい国といういい方も、なかなかの納得です。文化の歴史のないアメリカでは慣習法は無く、なににでも法律で規定しないと国自体が成り立っていかない。

いまのアメリカの訴訟社会や多すぎる弁護士のこととかがこのことからも良くわかります。

かつてのスペインやポルトガルが16世紀にアメリカ大陸を植民地として奪うだけの歴史として持ったのに比べて、アメリカ合衆国は文明という有機体のビジネスでかの国を奪くだけでなく、作ったということ。ラテンと違うアングロサクソンの組織力、ラテンの個人プレイは国作りだけでなく、フットボールを見ていても良く理解できます。

だからアメリカンフットボールみたいな、時間やら攻撃と守りをきっちり作ったスポーツまで生み出したのだろうな・・・サッカーのあの攻撃と守りのあやふやさがいやだということがよくわかります。

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EL MUNDOというNHKの番組 [本・絵・音楽]

こちらコロンビアでも日本のNHKの番組を衛星で24時間見ることができるのだけれども(契約がいるけれどもな・・)たまに面白い番組があったり、日本では決してみないだろう大河ドラマ(平清盛)やら梅ちゃん先生なんていうのも一日に何回もやるので(世界各国の時差に対応)見ていたりする。

その中の番組で「El Mundo」(スペイン語で世界)などという番組があり、なんと太っていたけれども、スティーブ・クロッパーがでていて驚きです。なんといま東京らしく、ドナルド・ダック・ダンなどと公演なんだと・・・行きたいな・・・・

まだまだやっているのだな。ブルースブラザースでは同じオリジナルメンバーで今でも毎年メキシコのカンクンで公演をやっているんだとのこと・・・なんか南国のホテルでやっているさまが見えます。おもしろそうなショーだよな。

東京はさすが世界の東京だな・・・・と感心です。

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THE BANDのレボン・ヘルムが死んだみたいだな [本・絵・音楽]

昔良く聞いたバンドのドラマーだったレボン・ヘルムが71歳で亡くなったようで、ご愁傷さまです。これでオリジナルメンバーで生き残っているのは、一番年寄りぽかったガース・ハドソンと一番若ぽかったロビー・ロバートソンとなってしまい時代が推移しているな・・・レボンさんは昔「りぼん」という雑誌の名前と引っかけての小冊子なんかも当時あって持っていたけれどもな・・・ソロになってからのコンサートにも行きました。

リック・ダンコは99年に死去、リチャード・マニュエルは86年に自殺だものな・・・・

懐かしいBIG PINKのジャケットのレコードが聞きたくなりました。YOU TUBEでも開いてバンドの懐かしいサウンドを聞きます。合掌。

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