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「オー・マイ・ガアッ!」浅田次郎 [本・絵・音楽]

浅田次郎氏の個人的なカジノ好きがこういう小説になったのだな・・・という本です。大前剛(オオマエ・ゴー)という名前の主人公やら、梶野リサなんて言う名前も笑わせてくれます。

ラスベガスで起きた「メガ・バックスの呪い」やら5400万ドルという賞金などなどがちりばめられた荒唐無稽なカジノ好きのための小説は浅田氏がいまはどうかわからないけれどもJALの機内誌によく記事を書いていた関係でのJALラスベガス線の宣伝もたっぷりのバーター小説のような展開でもあります。微笑ましいけれどもね・・・

カジノ好きには面白い情報(ルーレットのはり方とか・・・・)満載の面白い本です。でもこれ読んでまたカジノの虫が出てくるかと言うとそうでも無くて、あっさりと読んだだけです。

こちらコロンビアにも市内にはいたるところにカジノがあってほとんどはマシンゲームだけのパチンコ屋みたいな感じなのだけれども、すこし大きいところではちゃんとポーカーやらブラックジャックもできます。

くまも昔はよくラスベガス行ったりリノ行ったり、欧州に行く時の乗り継ぎ時にオランダのスキポール空港でカジノしてました。(空港の中にカジノあるのはスキポールとラスベガスくらいではないかな?)

でも最近はすっかりつきものも落ち、こちらにいても行く気がしません。一度だけコロンビアでもカジノに踏みこんで得意のブラックジャックやりましたが、勝ったり負けたりを繰り返して、チゃラで出てきたことがあるのみです。

競馬もこちらにいても出来ないから全然興味失せたしなぁ・・・・日本帰ったらまた行く気になるんかいな?

シンガポールあたりに最近はカジノができたらしくアジアでの新しいエリアらしいが、あまり興味ないもんな・・・昔はアジア太平洋だけでも、韓国、フィリピン、マレーシア、ベトナム、マカオ、オーストラリア、ニュージ―ランド、テニアン島なんてとこまでカジノ目当てに行ったもんだったけれどもね・・・・もーいいな・・・・

写真は本表紙と、コロンビア・ペレイラの大きめのカジノ。マクドナルドの隣というのが庶民的です。

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Los Kjarkasとういうバンド [本・絵・音楽]

町中にポスターが貼られていてわざわざボリビアからこの町のとなりドスケブラダスというところでコンサートが行われるようだ。3月23日というからもう来週のことなのだが、この町に行くにはちと治安問題もありそれもコンサートは夜ということでもあるので残念ながら参加はできません。

40年もやっているバンドらしいが40歳以上は数人しかおられないようで、名前だけがずっとこのバンド名なのだろうな・・・なかにひとり日本人(日系人?)らしいジャニーズ系の青年もおり、ボリビア在住の方なのかもな・・・・

ボリビアには沖縄移民が大勢いて、沖縄そばの名店もあるくらいだしね・・・その関係かもしれないな・・・

バンド名もスペイン語らしくなく、インデヘナ系の音楽を奏でそうです。

コロンビアは月曜日が宗教関係の祭日の「聖ヨセフ祭」とかの祭日での3連休です。

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「私はコロンビア・ゲリラに2度誘拐された」志村昭郎 [本・絵・音楽]

ここコロンビアらしい本があったので読んでみた。1998年と2001年というから少し前のまだまだコロンビアといえばゲリラというイメージが強かったころの実際の話を本人が書いているものです。

日本にいると地理的な状況とかがいまいちなので客観的に眺めるだけになるのだろうけれども、こちらに住んでいると場所の雰囲気も分かるし緊迫感が違うね。

このころには実際ヤザキシ―メルという日系の会社の社長も誘拐されて2年9カ月もたって殺されているという悲しい事実もあった。合掌。

著者は果樹農園経営でコロンビアを元気ずけようという趣旨でコロンビアに山梨で取得した(出身地)技術をねずかせようと奮闘していたのだけれども、実際は2回もFARCに誘拐されて、そのときの状況や脱出行を書いている。

ゲリラFARCの案外人間的な扱いとか身代金が100万ドル(当時のレートで1.2億円)だったのではないのかとかね・・・この人はなぜだか解放されて、2回目の誘拐になっていくのだけれども、こちらに住んでいる日系人の方に言わせると、こんな本を出して恥ずかしいというようないい方です。

なぜそんな風に言うのか初めは分からなかったけれども、たしかに軽率(1回目は仕方ないとしても、2回とはね・・・)な部分があるだろうし(コロンビア農業発展ということはいいことだけれども・・・)開放されたと言うことは身代金が動いたと思われるけれども、それ誰が払ったの?!日本国かいな?機密費?!

殺されたヤザキの身代金は1億ドル(120億円)と言われていました・・・・

こちらの日系人の方々は数10年も苦労して気をつけ気をつけ暮らしておられるのだろう・・・・それが定年で日本からいきなり来ての果樹農園経営・・・・は少し無茶と地元の人に言われても仕方ないかもな・・・・名も無い移民の方々はこれに近いことが近くで、親戚で起こっていたとしてもこういうセンセーショナルな本にはしなかっただろうな・・・

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日本三文オペラ・開高健 [本・絵・音楽]

コロンビアあたりでは日本の書籍がなかなか手に入ることはないのだけれども、時々手に入る日本の小説は日本ではなかなか読めない、読まないような古いものでもむさぼるように読んだりする。日本語いいよな・・・

開高健氏の大阪の戦後を舞台にした小説は、昭和34年の作品とのことだから今まで読んだことはなかったな。開高氏といえば後期の北米からここ南米に釣りに来ていたイメージが大きく、こういう作品があることも知らなかった・・・

アパッチ族、フクスケ、ホルモン焼き、カルピスというマッコリ、城東線、陸軍工廠、廃墟、猫間川、平野川等々大阪に住んでいるとよくわかる現在の大阪城そばの地域を舞台にした熱い小説でした。大阪出身の氏らしい地域密着の地名や生活感がにじんでいます。

山本太郎(いま原発で話題の・・・)氏が確か出ていたアパッチ族が舞台の映画が少し前にあったよな・・・その原作は開高氏ではなくて、在日の作家(月はどっちにでているの?)の作品だったようだけれども、アパッチ族の動きとかその時の生き方は同じように描かれているな。同じ現実があったのだから当たり前ではあるけれどもな。すごい時代です。

なかなか大阪を知らないとこの地域の特殊性や面白さは理解できないかもしれないけれども、戦後のある時期の日本そして底辺の人たちの生き方が生き生きと描かれていて読ませてくれます。

くまも大阪出身ではないけれども、仕事で住んでいた大阪でうろうろした地名や食べ物が多く出てきて、背景がよくわかって熱く読み切りました。読ませますね・・・さすがです。

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アルゼンチンからの楽団 [本・絵・音楽]

先週の金曜日の夜にあったらしいポスターだがアルゼンチンから本格的なギター親父軍団がやってきてコロンビアのために何か演奏会があったみたいです。アルゼンチンの音楽というのはアルゼンチン国歌を聞いていても思ったけれどもなんだか物悲しい哀愁がたっぷりでこのギターも泣かせてくれたんだろうな。

タンゴの旋律とか南米のくせに寒い地方が多いということもあるのだろうし、暑くて陽気でばかりいられない気候も影響しているのでしょう・・・

6万ペソ(約3000円)の価格はこちらでは高額のチケットでどのくらいの高額所得者が行ったのかな?とチト不安です。アルゼンチンはTVのニュースでも話題になるほど全土が寒さで震えているようです。

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懐かしのフライングブイのポスター [本・絵・音楽]

ペレイラの町中にペレイラからボゴタに行くというロックンロールツアーがあるとのこと。なんだか内容は詳しく分からないが、2泊3日で朝食もついて145000ペソ(約7300円)という価格とのこと。安いな。

バスでボゴタまで行ってなにかコンサートがあるのだろうな・・・・若ければ行きたいがバスでここからボゴタは10時間はかかると言われているし、バスは基本的に禁止だしね。

昔、静岡県の嬬恋というところに行った若いころを思い出したな。

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ペレイラ市内の親父演奏定点観測 [本・絵・音楽]

大雨の日以外は同じ場所でメンバーは違うようだが演奏たまに歌つきをしている人たちがいる。毎日同じところでやっているのでもう長くこちらにいると風景のようになってきている。ギターのチューニングがあっていないとか、歌があまりうまいとも思えないとかいろいろあるが彼らは別に対して気にしている風もなく、お金ではないのだろうな・・・

老後の趣味というところなのかもしれないな・・・でも小銭が少しはいっているところを見るとなかなか資本もかからずいい商売だな。日本でこのくらいの年の人が演奏してお金をもらっているというのはあまり見ないが、海外でなら日本の歌を町中で歌ってのこずかい稼ぎくらいできそうに思うほど、ハードルの低い演奏で自信(なんの?)がつきます。

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コロンビア絵画展横の喫茶スペースの絵 [本・絵・音楽]

先日の絵画展横の喫茶スペースに誰が描いたのか、パネルが数枚たっていてユニークな絵を発表していました。近頃のコロンビア青年たちの今のコロンビアが表現されているようです。

日本の漫画(MANGA)という言葉もコロンビアでも通じるほどに世界的な言葉になっていて、漫画文化というのは欧州の特にフランスだけでなく、こんな南米コロンビアにも影響を与えているのだなと・・・たいしたものです、日本漫画。

漫画なのか、シュールなのか、なにがなんだか分かりかねますが面白いです。

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コロンビアの絵画展 [本・絵・音楽]

田舎町ペレイラですがいちおう美術館のようなものがあり、常設ではないのですがたまに絵画展をやっています。今回たまたま他の用事で同じ場所に行く機会があり、あっ何かやっているうだな・・・ということで、少し見てきました。

ペレイラ出身の画家というわけではなくコロンビア中の画家(ボテロみたいに有名ではないな)の絵画の展示です。

Arte joven(若い美術)、Arte grafico(図画美術)という題名です。

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コロンビア町中の親父ギター楽団たち [本・絵・音楽]

今日は3人だな。いつも同じ場所で3人だったり2人だったり、時々は最小人数1人で演奏をしている親父たちがいる。これがうまければ佇んで聞いたりもするのだが、いかんせんうまくない。

かつて少しギターをかじったくまから見てもどうもチューニングは合ってないわ、演奏はばらばらだわでなんともしがたいのが現状だ。お金をあげている人もなかなか見ず、これでなんとかなっているのだろうか・・・CSN&Y並の変則チューニングとコーラス見せてくれたら驚くけどな。

ラテン民族らしくカッコはつけるのが当たり前なので、カッコは一人前なんだけどね。演奏が残念だな。致命的か。

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