中華料理屋の宣伝にみる中国人事情 [経済の話]
ここらあたりはコロンビアでも首都でもないし、観光地でもないしの中途半端なところですが町中の電話帳を少し見てみると中華料理の宣伝ばかりのページが表れます。
こちらのコロンビア人に聞くともう何代にもわたってこちらに住んでいる中国人とのことで、手っ取り早いのでまずはレストランでもということでの過当競争の状況です。いくつかの店は宣伝していてもいまはもう中国人でなくコロンビア人経営で全然中華でないレストランなのに名前だけ居抜で残っているなんてことも多々です。
中国人なら自分の家で中華料理は作って食べられるから他のレストランには行かないし、客の対象はコロンビア人の東洋趣味好きの人みたいな設定になりますが、こんなに数があっては東洋趣味好きにも限りがあるし、ものすごい狭いところでのパイの奪い合いになっているよな。
日本の横浜や神戸みたいに中華街として固まっているわけでもないのでこらまた難しい商売です。
コロンビアの日本自動車事情 [経済の話]
新聞の広告で見たのだけれども日本車も頑張って売ってはいるのだな・・・こちらの黄色のタクシーは見るところほとんどが韓国のKIA製造で日本のパワーはあまり感じてはいなかったのだが、SUBARUとNISSANの宣伝がありました。
イメージとしての日本製造はいいというのはあるので、SUBARUに関してはスペイン語でHecho en Japon(日本製)が大きく売りとして出しています。かたやの日産はそこがあいまいでこれでは分からないのだけれどもどこか近くでの製造なのだろうな。価格の差がすごいです、SUBARUの125000000ペソ(約625万円)に比べて日産は42000000ペソ(約210万円)と3倍の差です。最近の日本での車の価格もよくは知らないのだけれども、そんなにこの2種違うの?
日本製造の強みを活かして日本のものはいいものですよ!!を貫いてほしいね・・・KIAなんてなぁ・・・・でも目先のお金がないから安いの選んじゃうんだよな。家電もね。原発の変な影響が無いことを願っているけれども、どうにかなんないのかいな?イメージが大切なんだけどね・・・・日本。
コロンビアでの日本の現状報道 [経済の話]
日本は遠い国ではあるけれどもさすがに今回の原発問題では世界を悪い意味で騒がせすぎているのか、連日のようにTVでも新聞でも日本のことが話題になっている。こんなに日本が取り上げられているのもないのではないかな?こんな遠いコロンビアで・・・
今までは日本になんとかしていきたいいきたいと言っていた人たちも今はいいかな・・・という感じに変っているものな・・・あんなに毎日原発報道があれば行きたくなくなるよな。
経済の優等生だった日本がこれからどうやっていくのかはこちらでも原発を含めてしばしば話題になっていくのだろうな。
総理が給与を返上しましたも話題で大きく取り上げられています。原発の地図まで詳しく報道ですごいよな。原発ってテロより怖いよな、農家の牛とかかわいそうで見てられないね。
最近のコロンビア経済外為事情 [経済の話]
最近のコロンビアペソは対ドルに対して強いこと強いこと、輸出をしている企業にとっては頭の痛い問題です、これは災害でヒ―ヒ―言っている日本の円がドルに対してこんなにも強いことにも似てのドル一人安の状況です。
欧州のほんとにヒ―ヒ―言っている国(ポルトガルとかね)からみたら日本はなんて強い国なんだろう?と感心されること間違いありません。コロンビアも輸出にミネリア(鉱物)があり中国などに輸出しているのですがこのペソの強さにはまいっていると思います。
日本の自動車が輸出しにくいのとおなじですね。さて個人的にも、一時は1000ドルをこちらのペソに替えると200万ペソにもなっていたものが、最近では同じ1000ドルが170万ペソなんて状態です。この差30万ペソはどんな金額かといいますと、よく行く自然レストランの昼食が4000ペソなので、お昼代75食分(毎日食べても2カ月半)という途方もない差なのですよ。食堂のおばちゃんはこんなこと全然考えていないけど、食べに行くくまには大問題なんだよな。とほほ・・・外為は怖いよな。
看板倒れのELECTRO JAPONESA [経済の話]
日本製電気製品を売っていますよと看板にはあるけれども、日本製はほんのわずかで韓国製が前面であとは訳分からないたぶん中国、ブラジルあたりなのだろう安物販売が普通のコロンビアです。
こういうのは写真カメラ屋さんでもあって以前Japonの名前をつけたそこそこ大きなチェーン店もそこここで見かけます。
大きなスーパーの電化製品売り場の店頭でもサムソンやらLGばかりが目について日本人くまとしてはなんだかなーの店頭風景です。確かに日本製に比べて安いのだろうけれども、品質とかもっと考えてほしいと思うのは日本人だからでしょうかね?
下手したら店員はLGとかそこらを日本のメーカーと言って売ってるかもしれないよな。そこが心配です。とほほ・・・
Sombrereria y Artesaniasの店の定点観測 [経済の話]
隣国ペルーの大統領選挙はどうなったか? [経済の話]
日曜に行われたペルー大統領選挙は終わり、アフリカみたいにごたごたすることもなくなかなかペルーはしっかりこういうことはできるのだなと感心した。当地コロンビアでも新聞やらTVで報道されているのだがいまいち様子が分からず、仕事場で今日コロンビア人に聞いてみた。
選挙で過半数をとる人がいなくて上位2人(?)でまたやるみたいね。その上位の2位がFUJIMORI KEIKOさんということでまだまだ目が離せません。これから3位以下の人の陣営の票集めということですかね?
一位のHUMALAさんが31.7%。KEIKOが23.46%。ボールリフティングのおじさんが4位で15.5%ということです。先日の5人以外にも多くの人がいて10位くらいになると0.5%とか一杯でてるんだわな・・・
写真は1位のHUMALAさんと2位のKEIKOさん。さてさてどうなりますかな。
今週末には隣国ペルーの大統領選挙です [経済の話]
コロンビアの南の方はもうアマゾンの森の中なのだがここはペルーとブラジルに国境が接っしているので人ごとではない隣国の選挙が今週末にあります。こちらマスコミも少し盛り上がっています。ペルーといえば日本人としては記憶にも残っているフジモリ元大統領です。
いろいろありまして日本にもいたことがありますがいまは監獄生活という天と地の人生。もともとは日系移民の九州出身の方のようです。
このフジモリさんの娘さんKEIKOさんというのが出馬で、顔は日本顔ですが力強いスペイン語で選挙戦を戦っているようです。お父さんのフジモリさんも日本語はペラペラだけどペルーでは一切使わないとかとか・・・いろいろ噂もありです。
娘さんはどうなのか知りませんが、ここで勝ちますと親を恩赦で監獄から出す出さないの話にもなってチトややこしい選挙となってます。
誰がどういう政策でどういう経済政策なのかなど詳しいことは分かりませんが、日本人としては週末の隣国ペルーの大統領選挙から目が離せません。なにしろ一国の大統領ですからね・・・
南米ペルーですから支持を取り付けるのにフットボールも欠かせません。応援の模様もミニスカ女子 + フットボールでアピールです。この候補結構人気みたいですよ。(大勢の写真では一番左の人)
ボールリフティングと大統領とがどういう関係かは分かりませんが、南米らしさ満点です。
チョリソの長さで世界一(ギネス)になろうとしてます [経済の話]
コロンビアのここペレイラの近くの町はなぜだかチョリソが有名なんだとかで、このソーセージを使って町興し、はたまたチョリソの販売拡大、そしてギネスに最長記録を申請してしまおうというイベントが今日と明日開かれています。
1400mの長さを作るということで町中で大騒ぎのようです。雨降ったらどうするのか?とかほんとにその長さかを誰が判定するのかとかいろいろ疑問もありますが経済向上にはなんでもやったほうがいいようです。
さてさてまた写真(知人撮影)とともに後日報告いたします。