みぞれ・重松清 [本・絵・音楽]

ビタミンFなどの作品で有名な重松さんの短編集は重松ワールド満載の家族を中心にした物語集です。作者の出身地が東京でないことからでてくる、家族、帰省、お盆、正月などの生まれ故郷でのいい思い出や逆のしがらみなどがうまく表現されています。

母の作ってくれたスコッチエッグ(なつかしい食べ物だな・・・)やロールキャベツを食べる思い出や、暮らしと家族がたんたんと哀しいくらい切々と描かれていて、いつもいつもうまいよな。

家族にあまり縁のないくまとは対極の人生を小説で読めるのは小説としての楽しさです。人生というのはね・・・・この作家の作品は何を読んでも家族がメインで、またそれがうまく職人的に描かれていて、安定感とホロッがたいしたものです。

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静かな休日の景色 [コロンビア]

土日祭日というのはこのあたりでももう見るものもあまりないというか、旅行者でないので景色が生活の一部で当たり前になってきていてDIRECTVでNHKの番組をチェックして日本では人気のないという「平清盛」を見たりしているのだけれども、体を動かすためにぷらぷらと町歩きもしています。

平日には人のいるエリアもこちらの人は宵っ張りで大騒ぎの夜中を過ごすことから午前中の町はゴーストタウン状態です。きれいな黄色の花が満開で写真です。名前は分かりませんが、南国らしい花模様です。

日本では暑さが増しているようで、こういう花を見るとここも暑そうですが、年中このあたりは16度から25度くらいの気温で過ごすには最適なところです。暑くなるということもないし、湿気も全然ないからね。花粉症もないしね・・・・

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